着物の着付け 入学式のお母様の着付け

着物の着付け。入学式など、これから学校にあがられる、小学生のお子様のお母様が着物を着る場合は、つつましい服装が好ましいです。あまり粋な感じや、個性を強調するコーディネートは、好ましくありません。母親らしい落ち着きと格調をあらわすものが良いでしょう。若いお母様なら、色絵羽をお勧めします。可能であれば、一つ縫い紋をつけたもので。 また、お子様が中学生になられるという場合は、一つまたは三つ紋の黒紋付、または一つ紋の縫い紋をつけた黒絵羽織でも大丈夫です。着物は、幼稚園や小学校に上がられる幼少のお子様のお母様ならば、無地の着物、友禅小紋等。 中学生以上のお子様のお母様ならば、江戸小紋なども良いです。

着物の着付け お葬式の着物

着物の着付け方の中でも冠婚葬祭は特にしきたりに配慮することが大切です。お葬式において、亡くなった方やそのご遺族の悲しみを配慮し装いをすることが大切です。特にお葬式の装いは、肉親の方がお亡くなりになった場合、親戚の方のご不幸、あるいは友人、お知り合い、ご近所の方のご葬儀など、いろいろな場合があり、 亡くなった方との関係によって、その装い方も少し違ってきます。普通、女性の正式な喪装というと、黒の喪服が考えられ、黒地の染め抜き五つ紋付を意味します。 生地は関西と関東で異なり、関西では一般にちりめんを、関東では羽二重(はぶたえ)を用いるのが恒例。いずれも地模様のない無地のものを用いましょう。

着物の着付け 帯

着物を着付ける時、その着物に合わせ、帯を選ぶことが大切です。帯には、正装用として花嫁がつける「丸帯」や、ご婦人が広くお召しになる「袋帯」、その他、外出用に気軽にお召しになれる「名古屋帯」、及びその一種でもある「袋名古屋帯」など、様々な種類があります。 さらにこれらの他に、夏用の「ひとえ帯」、若い人向きの「細帯」、男帯の代表と言える「角帯」、男性用の普段使いの「へこ帯」、お子様用の「三尺帯」があります。着物の後ろ姿は、帯の種類や帯の結び方で個性が出てきますね。

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